貸出しについで銀行の資金運用で問題になるのは、証券投資です。

銀行による国内の企業の株式保有は、77年の独禁法改正にょり、それまでの10パーセントから5パーセント以内に引き下げられ、持株会社化への予防が強化されたが、借入金による間接金融中心で、株式による資金調達のウェイトの低い「借金経営」の日本企業の場合、5パーセント以内でもそのもつ意味は大きい。

『日本経済新聞』の調査によると、都市銀行一三行と三長銀(日本長期信用銀行、日本興業銀行、日本債券信用銀行)が筆頭株主におさまっている会社は257社にのぼり、全上場会社の6社に1社の割合になるといいます。

78年2月末、サラ金業界のトップ「マルイト」へ三菱信託銀行が約80億円もの巨額の融資を行なっていることが明らかになり問題となったことがありますが、東京都労働経済局が都内のサラ金企業の約半数に当たる750社を対象に実態を調査した中間集計結果によると、営業用資金の構成割合では、銀行など市中の金融機関からの借入金がトップで、35.8%を占めており、サラ金と銀行の癒着が明らかになっている(『東京民報』1979年6月24日)。

このことは、大銀行が庶民にはカネを貸しシプる裏で、金利を数倍に増幅するサラ金には気前よくカネを回しているということで、銀行による高利金融の実質的報助ともいえるものです。

外国為替取引は、その引渡時期の点から、直物為替取引と先物為替取引の2つに分けられます。

直物為替取引というのは、外国為替の売買に際し、取引契約成立と同時または成立後2営業目以内に引渡す約束で売買され、その約束された引渡目に外貨債権とその対価を交換引渡する取引をいいます。

為替予約については以上です。

さて、南アフリカランド fxですが、スワップ目的で保有するのは儲かる可能性があるようですね~。

銀行にとっての仕入価格(預金金利)は政府と日銀がその最高限度を決め、販売価格である貸出金利は日銀の公定歩合より高い水準で、事実上業界の自主規制で決められています。

その結果、銀行には常に一定の利ザヤが生まれるようになっているのですが、大企業向けと中小企業向けとでは貸出し金利に差が存在しており、系列の大企業へは安く貸し出し、中小企業や消費者からは高くとることが問題とされています。

かつては事業会社の有価証券報告書に、借入先毎にそれぞれいくらで借りているかという利率が明記されていたのですが、71年の証取法の改正の際、経団連の要求によって削除され、「企業秘密」化されてしまったという経緯がある。

そのほか、土地投機など社会的に不当または有害な融資が行なわれているかどうかについても、明らかにされていません。

戦後、財閥解体後つくられたわたしたちの国の企業集団において、銀行が中核的地位を占めているのですが、それは持株会社が禁止されたのと、冷戦によってアメリカ政府の占領政策が変わり、銀行が解体からまぬかれた結果です。

ところが、銀行の特定企業への大口融資については、有価証券報告書をみても、どこにも出ていないのです。

銀行にとって「営業秘密」であるとでもいうのでしょうか。

しかし借入企業の方では有価証券報告書で、どの銀行からいくら貸出しをうけているかを明らかにしているのであるから、銀行側で「秘密」にしておく意味がない。

ただ、それを知るためには、事業会社の側から逆算して集計する労力がいるだけです。

だがそれも期末残高のみで、期中に運用した資金の総額(フロー)はわからないという限界があります。

つぎに問題なのは貸出金利です。

『フォーチュン』誌の「米国を除く銀行50行番付」(1978年の資産順位)によると、日本の銀行は17行がランク入りし国別でトップを占めるとともに、ペスト10に5行が食い込んでいる。

うちトップは第一勧業銀行(5位)で、以下、富士銀行(7位)、住友銀行(8位)、三菱銀行(9位)、三和銀行(10位)となっています。

こうした世界的な大銀行が、他方で同じく「米国を除く世界企業500社番付」(売上高)で、125社と25パーセントを占めている大企業と企業集団を形成し、系列企業への資金供給のパイプの役割を果たしていることはよく知られています。

★韓国・ウォンの歴史
1977年の国際収支は、ウォンが強すぎる通貨となったことを証明しました。

この年韓国の輸出は100億ドルをこえた記念すべき年でしたが、同時に貿易収支が均衡し、経常収支が黒字となったこともみおとせません。

韓国独立以来初めての出来事です。

韓国は長期資本を導入しているので、経常収支が均衡ないし黒字となった場合、基礎収支は大幅な黒字となります。

その結果、ウォンは外為市場において上昇圧力を受けますが、韓国はウォンが強くなっても、為替レートは変えていないので、外貨準備は増加したのです。

★韓国・ウォンの歴史
輸出は78億1400万ドルと1966年の31倍にはねあがったそうです。

輸入も増えたけれども、その伸び率は輸出よりも低く、輸出で輸入支払の9割をカバーできるようになりました。

そこで、財貨・サービス収支の赤字は5億ドルになり、これに移転収支を差し引くと経常赤字は3億ドルを割ったのです。

この年の基礎収支は2億7700万ドルの黒字となりました。

★韓国・ウォンの歴史
1966年の資本収支は1億ドルの黒字であったが、これは主として民間の長期資本の導入によるものでした。

このような国際収支状況からみて、60年代の中頃におけるウォンは弱い通貨であり、切下げを繰り返したのも当然のことといえるでしょう。

しかしながら、1976年の国際収支からみて、ウォンはむしろ強い通貨となったと判断されます。

この年に経常収支の均衡を達成したからです。

その最大の理由は、輸出の急増による貿易収支の改善がすすんだことでした。

★韓国・ウォンの歴史

具体的な数字で見てみましょう。

1966年になっても、輸出は2億5000万ドルにすぎず、経常支払の35%を賄いうるだけでした。

もっとも、この時期においては、アメリカが韓国に多額の軍事援助を与えていました。

そこで、政府サービス勘定の受取りは、1億3600万ドルであり輸出の5割に達しました。

しかし、これを加えても経常支払の55%にしかなりません。

貿易収支の大幅赤字を補う第2の項目は移転収支であり、これも外国政府からの援助、民間部門の移民送金などで約2億ドルの黒字でした。

そこで、外資の導入で国際収支の均衡を図るしかなかったのです。

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