昔から、ビタミンDをこの所要量の百倍とか、数百倍も与えないとくる病になってしまう子供がいます。
今ではこの原因の一つは、ビタミンDから活性型ビタミンDを作る酵素が腎臓で欠けているためだということがわかりました。
もちろん、別の原因の場合もあります。
体の中でうまくビタミンDを利用できないためにくる病になるわけです。
この頃、腎臓病で透析が必要な患者さんが増えていますが、この人たちも活性型ビタミンDをうまく作れなくなるので、くる病に似た骨軟化症になりやすくなります。
こうした病気を防ぐために、新しい活性型ビタミンD製剤が開発され、これらの病気の予防に使われています。
この製剤は老人の骨粗形松症の予防にも使われています。