湾岸戦争が起きる直前に作られたこの映画は、民主主義国アメリカが、"狂信の国イラン"告発と見ることもできるが、監督のブライアン・ギルバートは、この作品の主題を「ごく当たり前のアメリカ人女性が、自分の内に眠っていた偉大な力を発見していく点にある」と語っている。
監督はロンドンのナショナル・フィルム・スクール出身で、「バイス・パーサボクとパパの大逆転」(V)のブライアン・ギルバート。
男尊女卑や人権無視に甘んじては生きられないと、死刑につながる密出国の道を選ぶ決心をした女性の存在が、何よりも胸にこたえる。
製作は「ナイト・アンド・ザ・シティ」のハーリー・J・アフランドとメアリー・ジェーン・アフランド、脚本はテレビ出身のデイヴィッド・W・リンテルズ、撮影は「広告業界で成功する方法」のピーター・ハナン、音楽は「愛がこわれるとき」のジェリー・ゴールドスミスが担当。